
両親が別居・離婚した場合による
共同養育の確保
もう、涙はたくさんだ。
親が別れただけで、なぜ子どもまで引き裂かれるのか?
いま日本では、両親の別居や離婚をきっかけに、子どもが一方の親と断絶させられるケースが後を絶ちません。
「会いたいけど、会えない」
──それは多くの子どもにとって、声に出せない苦しみです。
引き離された親が何か悪いことをしたわけではない。
それでも子どもは、一緒に暮らす親との関係を壊さないために、自分を守るために、もう一方の親を拒絶せざるを得ないのです。
これは、「選択」ではありません。
これは、「心理的なサバイバル」です。
親子の引き離しは、精神的虐待です。
国際的にはすでに、親子の引き離しは「精神的虐待」と定義されています。
それは、子どもに深刻な影響を与えるばかりか、引き離された親や、祖父母・叔父・叔母・親しい友人たちにも、長期にわたる心理的被害をもたらします。
それでも日本では、法制度がそれを止められず、社会もまだ十分にこの問題に向き合っていません。
私たちのキャンペーン「もう涙はたくさん!」は、ここに立ち向かいます。
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子どもが「親を選ばされる」社会ではなく、「両親とつながれる」社会へ。
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「引き離し」が虐待であるという認識を、広く社会に浸透させる。
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親子、そ して家族のつながりを守る制度改革を、政策提言と連携して推進する。
子どもには、両方の親が必要です。
子どもが健やかに育つために必要なのは、「どちらか一方」ではなく、「両方の親」です。さらに言えば、祖父母や親戚、地域の大人たちとの関係も、子どもにとってかけがえのない環境です。
私たちは、子どもたちが負担を背負わされる社会構造を変えたい。
そして、親が責任を果たせる支援体制を整えたい。
家族が分断される社会に、終止符を。
「もう、涙はたくさん。」
私たちはこの言葉に、本気の願いと覚悟を込めています。
どうか、あなたもこのムーブメントに参加してください。
子どもたちの未来を、親たちの希望を、共に取り戻しましょう。
immediately
(イミーディアトリ)
エヴァブレイクの活動
私たちは、親子関係の再構築を目指し、以下の活動を行っています。
家族関係相談ステーションの設立支援
親子が中立的な立場で支援を受けられる相談ステーションを自治体と協力して設立し、親子関係の断絶を防ぎます。
親へのサポートと情報提供
法的知識と心理サポートを提供することで、親子が適切な関係を築けるよう支援に取り組んでいきます。
共同親権・共同養育
周知活動
親子関係を守るための法制度・運用の必要性と周知のための啓発活動を行います。
社会全体の意識変革
広報やワークショップを通じて、社会全体に親子の絆を守る意識を高めていく企画をいたします。
親子のメンタルヘルスケア
親子の心理サポートが子どもの成長と社会的ウェルビーイングの向上に欠かせない。

数字で見る親子
18万組
離婚件数
15万人
未成年者
10万人
片親と会えない