日本の健全な親子関係を守る
NPO団体エヴァブレイクとして、私たちが最も大切にしているのは、日本の健全な親子関係を守ることです。親子の絆は、こどもが安心して成長し、健やかな未来を築くための基盤です。しかし、近年の社会において、このかけがえのない関係が断たれるケースが増加していることを私たちは憂慮しています。
私たちは、離婚や別居、さらには親権をめぐる争いによって、多くのこどもたちが一方の親との接触を失う現状を変えたいと強く願っています。健全な親子関係の維持を社会全体の課題とし、こどもたちが両親からの愛情を十分に受け取れる環境を守るために、エヴァブレイクは活動しています。
具体的には、親子断絶を防ぐための法的サポートや相談窓口の設置、親子間の関係を守るための教育プログラムの提供などを通じて、社会全体が親子の絆を守る意識を高める活動を展開していきます。また、こどもたちの視点を大切にし、彼らが安心して成長できる環境を整えることが私たちの使命です。
未来の日本をより良いものにするためには、今、私たちが親子の関係をどう守り、育んでいくかが問われています。エヴァブレイクは、その未来のために、皆さんと共に行動し、健全な親子関係を守る社会を築いていきます。
団体名の由来
NPO団体エヴァブレイクという名前は「Eva Blake」に由来しており、親子関係の回復、再会、そして新しい未来を切り開く意志が込められています。「Eva」は生命や母性の象徴、「Break」には新たな始まりや障害を打破する力を意味し、親と子がつながりを再構築し、前向きに歩むためのサポートを提供することを目指しています。
私たちの使命
NPO団体エヴァブレイクは、親子の未来を守るため、離婚や別居によって親子関係が断たれる現実に立ち向かっています。日本では、毎年約17万9000組の夫婦が離婚し、そのうち約9万4000組が未成年の子どもを持つ家庭です。その結果、毎年約15万人以上の子どもが片親との面会が絶たれてしまうという深刻な状況にあります。この問題は単なる数字の問題ではなく、子どもたちが親の愛情や存在感を感じられなくなるという、心の成長に大きな影響を及ぼす深刻な問題です。
私たちNPO団体エヴァブレイクは、親子が離れても関係を保ち続けられるよう、法的・心理的サポートの紹介を行い、また行政や議員へのロビー活動を通じて、共同親権制度の導入を進めています。
現在の単独親権制度では、親権が90%以上のケースで母親に渡り、父親が子どもとほとんど会えない状況が続いています。私たちは、この問題を解決するために、家族関係相談ステーションの設立を目指し、親子が再会できる機会を増やすための取り組みを行っています。
さらに、離婚前セミナーを通じて、親たちが法的知識を身につけ、子どもの最善の利益を守るための実践的な方法を学ぶ機会を提供しています。2026年に予定されている共同親権法の施行に向けて、親子が協力して子どもの成長を支える社会を実現するため、私たちは引き続き活動を続けていきます。
NPO団体エヴァブレイクの使命は、親と子どもがどんな状況下でも健全な関係を築き、共に未来を歩んでいける社会を創ることです。
ビジョンの柱
1 / 共同親権の導入と普及
2026年に予定されている共同親権法の施行を見据え、私たちはその普及と実現に向けた情報提供と啓発を進めています。親子が一方的に引き離されることなく、両親が子どもの成長に関与できる社会を目指しています。
2 / 家族関係相談ステーションの設立
親と子どもが離れても、対話と再会を可能にする「家族関係相談ステーション」の設立を目指し、行政や議員との協力の下、必要な情報を提供する場を作っています。このステーションは、親子関係を維持するための手助けとなるべき中立的な場として機能することを目標としています。
3 / 親たちへの情報提供と紹介
親たちが離婚後も健全な親子関係を維持するために必要な法的・心理的なサポートを得られるよう、適切な専門家や機関への紹介を行っています。親子の関係を守るため、私たちは信頼できる情報を提供し続けます。
4 / 意識の変革と社会的理解の向上
離婚や別居があっても、親子関係が維持されることの重要性を広く社会に訴え、共同親権や共同養育の必要性について理解を促す活動を続けていきます。
家族関係相談ステーションの設立
私たちは、親と子供が再会し、健全な関係を保てる環境を提供するために、家族関係相談ステーションの設立を目指しています。このステーションでは、親子の関係修復を最優先に考え、以下のような支援を行います。